とのことでご来店。
実はお客様自身、原因がわかっていて、空気清浄機に次亜塩素酸ベースの触媒を加えたところ、清浄機からみるみる白い粒子が白煙のごとく立ち登り、まわりの物を真っ白くしてしまったとのこと。
パソコンもおそらくこの物質を吸い込んで、内部でたまってしまい、PC内部の温度があがり、ファンが高速回転してるのではないか、と。
その通りです!付け加えることはなにもありません。
早速作業に入ります。
上部パネルを開いてみると
ファンにフォーカスしてみます。
確かに白い粉のようなものが付着しています。ただこの程度の汚れでPC内部温度が著しく上昇することはありませんので、すべてのネジをはずし、マザーボードをひっくり返してみると・・
ファン裏側にびっしりと粉が付着していました。
さらに排出フィンにも付着していました。付着というよりも癒着のような感じで、掃除機でまったく吸い出すことができなかったため、今回はブラシで丁寧にかきだしていきました。
本来のファンの姿に戻りました。
ファンにアクセスするため、CPUまわりもバラしたので、グリースを塗り直します。
全体的に白く靄がかっていた内部がスッキリしました。
ファンの回転も落ち着き、急激な発熱もなく、正常な状態に戻りました。
これで作業完了となりました。