「パソコンを起動すると、見たことのない画面が表示され、どうすることもできず困っている」
というお客様がご来店。

お店でお客様のパソコンを起動すると上記の画面が出現。
「ロックがかかっているので32桁のパスワードを入力して解除してください」
という内容。
お客様からすれば、そんなパスワード知るわけないし、パスワード設定した覚えもない。ごもっともです。
実はこれWindowsの一部のバージョンに実装されているビットロッカーという機能です。
ユーザーのデータを暗号化し、悪意のある人間にアクセスさせないための機能なのですが、この機能がなにかの拍子にロックをかけてしまったと思われます。
きっかけはともかく、ロックを解除しなければなりません。
ちなみにみなさんが使用されている一般のパソコンはこの機能が備わっていますが、有効になっていることはないはずです。
ただしDELL製パソコンはこの機能が最初からこの機能が有効になっているケースが多いです。
32桁のパスワードは勝手に生成され、それはMicrosoftアカウントに登録されています。
_20220425023508183.jpg)
そのMSアカウントとパスワードはお客様がメモしていましたので、サービスサイトにてビットロッカーのパスワードを確認し、
その32桁を打ち込んでいきます。お客様は緊張の面持ちです。
再起動後、普段通りのお客様のパソコン画面が復活しました。

その瞬間、お客様の音を抑えた拍手。(ちょっと嬉しい)
ビットロッカーの暗号化機能を無効にして、本サポート完了となりました。